士業交流会(東京) 開催報告
いつもご覧いただきありがとうございます。 アックスコンサルティング経営支援事業部の亀山です。
12月8日(火)、アックスコンサルティング東京本社にて 「第11回 事務所拡大したい士業の為の新規獲得事例公開セミナー&士業交流会 in東京」 の開催レポートです。
今回のゲスト講師は、税理士法人オランジェ代表税理士 石田寿行氏。 2014年度はなんと100件の新規顧問先を獲得した石田先生。 計算しつくされたその営業、業務効率化の手法に、 参加された先生からは「とても勉強になりました!」とのお声を多くいただきました。
士業の事務所経営には、4つの壁があると言われています。 石田先生にはこの流れに沿ってお話しいただきました。
①営業の壁
②業務の壁
③人材の壁
④組織の壁
①営業の壁
つまりお客様を獲得するためのフローです。
もともと証券会社、コンサル系税理士法人で働いていた石田先生は、 法人設立後の1年目は期待していた成果が出なかったそうです。
既存の人脈から案件につなげる方法としてメルマガという情報配信を活用したところ、 紹介のキーマンとなる保険の営業マンと知り合ったり、 資金調達の記事を送ったら配信先から反応が合ったりと、 2000万円の売上獲得につながったそうです。 営業活動にメルマガを使用している先生がだんだん増えてきていますよね。
「メルマガという情報配信方法を導入したことによる反省点はひとつとしてない」 とおっしゃっていたのが印象的でした。
②業務の壁 ③人材の壁 順調にお客さんを増やしていった石田先生ですが、 「自分しか対応できない案件しか来ない」という壁にぶち当たります。 もともと組織再編などの難易度の高い業務を担当していた石田先生。
業務自体はこなせてしまうのですが、 お客さんを増やしたくても、時間的に増やせない、という壁に当たってしまいました。 そこで選んだのは「業種特化」という手法。
職員さんやパートさんなどでもこなせる業務を増やすことで、 3年間で10名以上の規模の事務所になったそうです。
④組織の壁 石田先生は現在この壁に悩まされているとのこと・・・ セミナー後の懇親会ではこの部分でも他の先生とお話しされていました。 石田先生は講演の最後、 「結局、準備とフォローがもっとも重要なんです。」
とのこと。 お客様に合わせた提案書をつくったり、 一度案件が落ちてしまった人もしっかりフォローしたり、 「これだけやってだめだったら仕方ない」という状態まで準備・フォローをすることで、 ノウハウも蓄積するし、自信にもつながるので良い事務所経営につながる、 とおっしゃっていました。
今回は15名のご参加ということで、いつもより少なめでしたが、 その分懇親会ではみなさん深いところまで話をされている印象でした。
大変盛り上がった「第11回士業交流会in東京」、 第12回の開催も決定いたしました!
【日時】 2月10日(水) 16:00~17:30 (名刺交換会17:30~) 【内容】 第1部 テーマ 「司法書士と弁護士によるアライアンス戦略」 第2部 名刺交換会 次回もぜひお楽しみに!